コンスタンティヌスの寄進状 中世最大の偽文書
歴史のあやまち · 2026-06-24 · 約284字 · 約2分
「ローマ皇帝が、ローマ教皇に、西ローマ帝国の支配権を譲渡した」—— そう書かれた一通の文書が、中世ヨーロッパで 約700年 にわたって本物として扱われ続けたとされます。
文書の名は『コンスタンティヌスの寄進状(Donatio Constantini)』。 4世紀のローマ皇帝コンスタンティヌス1世(在位306〜337年)が、当時の教皇シルウェステル1世に宛てて発行した、とされる勅令です。
しかしこの文書は、本物ではありませんでした。 おそらく8世紀後半か9世紀初頭——コンスタンティヌスの死から 400年以上後 に作られた、丹念に作り込まれた偽造品です。
