もしも研究所

ピルトダウン人 40年騙し続けた化石

歴史のあやまち · 2026-06-16 · 約363字 · 約2分

英国南部の砂利採取場から、「人類の祖先」が掘り出された—— それが1912年のことです。 猿のような顎と、人間のような頭蓋骨を持つ、奇妙な化石。 発見者は「進化の失われた環を見つけた」と発表しました。

そして世界は、この発見を40年以上にわたって本物として扱い続けることになります。

(なお、「40年以上騙した」という表現は世間一般に定着していますが、正確な期間は資料によって少しずれます。1912年発表 → 1953年公式撤回で41年とする見方が一般的ですが、「最初に疑義が学術誌に載った時点」を区切りに取ると30年代後半まで縮まります。本記事では、ひとまず一般流通している「約40年」を採用しています)

1. 失われた環を求めて

1912年当時、進化論をめぐる科学界の関心の一つに、「人類は猿からどう進化したのか」という問いがありました。

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